着物買取のからくりとは?売った着物はどこへ行く?
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この記事の結論
買取額と店頭の値段の差は、売るまでの手間と、売れ残る分の見込みです。安く買ってそのまま高く売る、という単純な話ではありません。
あなたはどれ?
- 売った値段と、店で見た値段の差に納得できない差の中身が分かると、どこで決まったのかが見えてきます。差に入っている費用を知り、次に売るときは内訳を聞く
- これから売るので、損をしたくない決まり方を知っていれば、査定の場で聞くことが決まります。1枚ずつの金額と理由を聞き、2社以上で比べる
- 「高額買取」の広告が、本当か気になる広告の買取例は、業者が選んで載せた例です。自分の着物で、実際に見てもらって判断する
どれにも当てはまらず、なぜ安かったのかを先に知りたいなら、着物買取でがっかりするのはなぜ?から読んでください。
買い取られた着物は、どこへ行くの?
買い取られた着物は、次に着る人や使う人のもとへ回されます。主な行き先は、次のとおりです。
| 行き先 | どんな着物が回るか |
|---|---|
| リサイクル着物の店・ネットの店 | 状態がよく、そのまま着られる着物 |
| 業者どうしの市場 | 自社で売りにくい着物をまとめて売る |
| 作り直しの材料 | 着るには難しいが、布として使える着物 |
業者によって、自社の店で売るところもあれば、業者どうしの市場に出すところもあります。どこに回すかで、その着物にいくら出せるかも変わります。
やってみること
- 査定のとき「この着物は、どこで売る予定ですか」と聞いてみる
- 自分で売る道も考えるなら、ネットの店で似た着物の値段を見ておく
買取額と店頭の値段に差があるのはなぜ?
店頭の値段には、買い取ってから売れるまでにかかる費用が入っています。差のすべてが、業者のもうけではありません。
たとえば、クリーニングや寸法直し、写真を撮って店に出す手間です。売れるまで置いておく場所や、出張にかかる人の時間もあります。
もう1つ大きいのが、売れ残る分です。まとめて買い取った着物のうち、売れる物は一部です。売れなかった分の損も、売れた着物の値段で取り返す形になります。
やってみること
- 差に納得できないときは、上の費用が入っていることを思い出す
- 次に売るときは、まとめていくらではなく1枚ずつの金額を聞く
これから売るなら、何を確かめればいい?
決まり方が分かれば、査定の場で聞くことも決まります。大事なのは、金額だけでなく理由まで聞くことです。
1社だけの金額では、高いか安いかを判断できません。同じ着物を2社以上に見てもらうと、どの着物に値段がつくのかが見えてきます。
やってみること
- 1枚ずつの金額と、値段がつかなかった理由を聞く
- 同じ着物を、2社以上に見てもらう
- 家に来てもらうなら、出張買取は危険?で当日の注意を確かめる
- 値段の決まり方をくわしく知りたいなら、着物の買取相場の考え方を読む
「高額買取」の広告は、本当なの?
広告に出ている買取例は、その業者が選んで載せた例です。目を引くように、金額の大きい着物が選ばれやすくなります。
自分の着物が同じ値段になるとは限りません。広告の金額は、自分の着物の目安にはならないと考えておきましょう。
やってみること
- 広告の買取例と、自分の着物の種類・状態を見比べる
- 「無料」と書いてあれば、地域や品目、断ったときの扱いを確かめる
- 金額は、実際に見てもらってから判断する
よくある疑問
値段がつかなかった着物も、業者は売るの?
業者によって違います。無料で引き取って作り直しの材料などに回すところもあれば、引き取らないところもあります。
自分で売ったほうが、高くなる?
ネットで自分で売ると、手元に残る額が増えることはあります。そのかわり、写真や採寸、やりとりと発送の手間は自分でかかえることになります。
査定のあとに断っても、大丈夫?
査定の金額に納得できなければ、断ってかまいません。家に来た業者が、断ったあとも勧め続けることは法律で禁じられています。
まとめ
- 買取額と店頭の値段の差は、売るまでの手間と売れ残りの見込み
- これから売るなら、1枚ずつの金額と理由を聞き、2社以上で比べる
- 広告の買取例は選ばれた例なので、自分の着物で見てもらって判断する